2011年06月04日

夫婦善哉

meo1.JPG

前回の続きにもなるのですが、
法善寺水掛不動尊の隣には、

こちらも大阪を代表する
「夫婦善哉」
というぜんざい屋さんがあります。

作家・織田作之助
「夫婦善哉」
という小説はこちらの
法善寺のぜんざい屋さんの事なんですね。

大阪の名所でもあり名作でもある
このお店も小説も、
意外と行ったことが無い、読んだことが無い
という方も多いと思います。

「灯台下暗し」のごとく、
近くにあればあるほど
その機会は実は少なくなるものかもしれませんね。

実は私も今回初めて行ったのですが、
まずこちらのぜんざい、


meo2.JPG
「夫婦善哉」800円

ご覧のように
一人前頼んでも善哉は2つ出てきます。
つまりこれが「夫婦(めおと)」ということなんですね。

明治創業当時「お福」さんという女将さんの

「同じ量でも2つにすればお徳感があるやん」

というアイデアから生まれたそうな。

味は、ややさっぱりとした甘みが印象的だったのですが
しかしこちらの善哉以上に、

お口直しについている
塩昆布がめちゃめちゃウマかったです。

コクのある塩見と
噛んだ時に気持ちのいい肉厚な触感が
何ともたまりませんでしたよ。

この塩昆布だけで
日本酒1本空けられます(笑)


織田作之助の物語では、
ボンクラ夫の柳吉が散々金を使い果たし、
挙句の果てに姿までくらました後に突然

「なんかうまいもんでも食いにいこか?」

と、さらっと戻ってきて妻・蝶子と行くのが
こちらのお店なんですね。

「2つ」であることで「1つ」なんだよ
という事を表した、なんともかわいらしい表現ですね。

ちなみに私がお店に行った時、
お客さんはすべて
中国人のカップルでした(笑)

日本のデートスポットとして
紹介でもされているのでしょうかね?

我々日本人も改めてデートスポットとして
使ってみるのもオツでしょう。


====================================
『夫婦善哉』
住所 大阪市中央区難波1-2-10
公式HP http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/meoutobld/index.html
地図



『織田作之助(短編集)』
「夫婦善哉」ばかりが目立ってしまいますが
「東の太宰・西の織田」と呼ばれるほどその世界観や丁寧な文体は一重に美しいです。
こちらは短編集ですので読みやすく、大阪の街もいろいろ出てくるので
妙にワクワクしてしまいます。改めて織田作をリスペクト!



posted by アッサム at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) |        オチャ. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。